今日の日記

○午前中は宿泊所で練習。宇宙戦艦ヤマトに盛り上がる。
○唱歌「故郷」。ハモる。きちんと男声合唱部分もハモるようになってきた。
○が、一方で、合唱団の中に音取りの遅い、音感の悪い、歌詞が覚えられない、リズム感の悪い人間の居場所が無くなってきたように感じる。合唱団らしくない所が我が合唱団の魅力でもあったのに。複雑な気持ちでもある。
○しかし、その方向に合唱団を誘導してきたのは僕らの回生でもある。
○奄美文化センターでコンサート。大きいホール。響き方は独特だが。
○コンサートの段取りが悪すぎ。責任者は理詰めで事に当たることが必要。打ち合わせを当日に行うならそれ相応の下準備をせよ。イライラが頂点に達する。
○しかし、ステマネ担当者S嬢の特長は「優しさ」にある。理詰めで物事に当たるのは不得手なのだ。女性であるということも含め。S嬢に責任者を任せるのは少々酷な気もする。そこを割り引いて考えると、よくマネージメントを頑張っていたと思う。そしてそこを考えて団員は動けなかったのだろうか。反省。
○三味線と合唱の島唄を合わせる。三味線の先生からお褒めの言葉を頂く。
○奄美の市民合唱団の方とジョイント。指揮者の方は小学校の先生。音楽に対する情熱が厚い方だった。たぶんに独り善がりになりがちなタイプでもあったが。まるで自分の分身を見ているよう。
○地元合唱団の都合で開演時間がずれ込んだため、それまで「ロビーコール」で前座をする事に。わざわざ聞いてくださったお客様に感謝。
○しかし、どんな理由があれ、開演時間がずれるなど最低の演奏会と言わざるを得ない。
○演奏は及第点。だが、合唱団の面々の顔が生き生きとしてなかったように見えたのは僕だけか。演奏そのものは2年前より格段な進歩を遂げているが、「演奏しよう」という心意気は格段に下がってしまっていたように感じる。何か「やらされ仕事」とでもいうような。段取りの悪さもあってストレスもあったろうが一旦舞台に立ったならば言い訳は一切許されない。そう思う僕は時代遅れなのだろうか。
○とはいうものの、雰囲気を読み、盛り上げられなかった自分についても反省。
○幕間の宇宙戦艦ヤマト合唱。「ヤマト発進！」を叫ばせていただく。
○三味線の先生が遅刻してしまい、演奏再開までもが遅れる。
○後輩パートリーダーが宗教曲ステージでソロを張る。よくここまで成長したと思う。
○開演が遅れ、表情も死に絶え、演奏再開も遅れた、史上最悪の演奏会にも関わらず、アンコールが来た。それも、通り一辺倒ではなく、力強いそれが。何を思って歌ってたのだろう。
○ロビーコールでもアンコールをいただけた。ただただ感謝。